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ブロックチェーンとは? シンプルでわかりやすい解説!

2/3/2023 6:36 PM

こんにちは!TEAMZメディア編集部です。

前回は、入門編としてweb3の概要についてまとめてみました。

=前回のまとめ=

web3について、詳しく知りたい方はこちらの入門編も併せて読んでみてください!


こちらをチェク⏩

入門!Web3とブロックチェーンとは?Web3業界への参入の手掛かり

そこで今回は、 “ブロックチェーンってそもそもどういうものなんだろう”というところを深掘りしていけたらと思います。

“ブロックチェーンとはよく聞くけど、結局なに?”という疑問を解消していきましょう!

ブロックチェーンとは

ブロックチェーンとはその名の通り、いくつものブロックがチェーン上にいくつも繋がっていることを意味しています。各ブロックの中には、膨大な数の取引の情報が記録されており、それがすべて個別ではなく連結し保存された状態にあるのです。

そして、そのデータは分散的にブロックチェーン上で管理されています。分散的に保存とはどういうことかというと、みんなでデータを保管しているということです。従来のデータは一般的には1箇所で保管されていました。例えば、コンピューターで考えるとコンピュータ上のデータはコンピュータのデータベースのなかに保存されています。それに対して、ブロックチェーンのデータは複数台のコンピュータの中に分散して保存されます。複数台のコンピュータが連携して、1つのブロックチェーン上のすべてのデータを保管していると言ったイメージです。

実際にはコンピュータのデータベースを使いましたが、超超細かいところを突き詰めていくとデータベースとブロックチェーンは違うようなのですが、ここでは大雑把に“ブロックチェーンはデータベースのようなもの”というイメージを持ってもらえたらと思います。

ブロックチェーンの特徴

ブロックチェーンの特徴を3つあげるとするとこのようになります。

  1. データの破壊・改ざんに強い
  2. トラブル時にシステムダウンが起きない
  3. データ追跡が可能

そんなブロックチェーンでは、不正を働く人や正常に動作しない人がいたとしても、データの改ざんをされずに正しい取引ができる優れものになっています。

なぜ改ざんに強いかというと、チェーンという構造が理由となってきます。ブロックが次のブロックと繋がるためには、ブロックの数字と次のブロック(前のブロックも!)が同じ数字にならないといけないのです。よって、行われた取引に対して何か1つでもデータを変更してしまうとブロックの数字自体が変わってしまうので、前後のブロックの数字と合わなくなってしまうのです。そうなると、すべてのチェーンが合わなくなってしまうのでうまくブロック同士で繋がることができなくなってしまいます。また、取引データは1箇所ではなく分散したブロックチェーン上に保管されています。そして、ブロックチェーンに保管された情報は、いつでも誰でも閲覧することができます。もし、誰かが意図的に改ざんしても分散されているデータとの整合性が取れないので、すぐに明らかな不正として発見することができるというわけなのです。

続いて挙げられるポイントは、“2. トラブル時にシステムダウンが起きない” です。これは、ブロックチェーンが分散型であるということが理由となります。

前回の入門編でもさらっと触れたように、構造上、ブロックチェーンを活用して問題のある一部分のみを探し出し、停止させることができます。どこかでトラブルが起こったとしても、データが分散的に保管されていることから、どこかには正常なデータが存在します。このことにより、問題のある一部分のみを停止させればいいので、全体をシステムダウンさせる必要がないのです。

最後に、“データの追跡が可能”という点です。ブロックチェーンに保存されるデータは、時系列順に格納されているため過去に遡ってデータを参照することが可能です。ビットコインブロックチェーンでは、世界標準時で2009年1月3日18時15分5秒に初めての取引履歴が発行されました。様々な取引が今日まで行われ、今では約10分毎に1つのブロックが生成されるようになり、総数75万個以上も存在すると言われています。とても膨大な数ですがすべて時系列順に保存されていますから、“あの時のあの取引って?”となったときにも探し出すことができるのです。

ブロックチェーンはどのようにして誕生したのか

ブロックチェーンは今から約15年前の2008年にサトシ・ナカモトが、仮想通貨ビットコインを支える新たな技術として、ブロックチェーンを論文で発表し、その論文に関心を抱いた人たちによって開発されたというのが始まりです。サトシ・ナカモトは、ビットコインのような仮想通貨を開発することで、金融機関を通さず、且つ、より低コストで取引ができるということを提案した。実際に2009年に、ビットコインの取引が始まってから、現在に至るまで安全な取引ができるような技術として支えてくれています。ブロックチェーンは、組織や政府による度重なる経済への介入を阻止でき、誰も介入できず、決してシステムをダウンさせず、公正に取引を記録する、新たなインフラを作ることができるのです。

ブロックチェーンとビットコインを同じものと考えてしまうことがあるかもしれないですが、ビットコインはブロックチェーン技術を用いた1つの金融モデルです。また、ブロックチェーンは様々なサービスに取り入れることができる可能性を秘めた、web3を代表する技術なのです。流通を通じて商品を販売している業界や、ゲーム業界などでも導入されている事例も多く、これからの更なる発展がとても楽しみです。
また、これからの技術革新により導入されていく可能性のあるサービスとしては、電気や上下水道の利用状況を測定・追跡する公共事業や、住宅賃貸、カー・シェアリング、農場から食卓に至る食糧の生産・流通も、ブロックチェーンによる利用用途としての可能性を秘めていると言えるでしょう。ブロックチェーンがこれから当たり前のように、生活を支えてくれる1つの技術になっていくことでしょう。

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