京都 「IVS2026」 が、2026年7月1日から3日まで京都で開催された。今回のテーマは 「Japan is Back」。京都市勧業館「みやこめっせ」、ホテルオークラ京都、ロームシアター京都などを舞台に、起業家、投資家、事業会社、行政関係者、研究機関、学生など、スタートアップ・エコシステムに関わる多様な参加者が集まった。


本カンファレンスは、オープンエリア、招待制エリア、ピッチステージ、サイドイベントを組み合わせた複合型イベントとして展開された。公式情報によると、みやこめっせには新たな挑戦を始めるすべての人に向けたオープンエリアが設けられ、ホテルオークラ京都では完全招待制の IVS CORE が実施された。さらに、ロームシアター京都では次世代起業家の登竜門となるピッチコンテストも行われた。

会場では、赤を基調とした大会ビジュアル、スポンサーウォール、企業ブース、ステージ演出が一体となり、強い熱量を感じさせる空間が構成されていた。来場者は各ブースを回りながら、サービス紹介を受け、資料を交換し、商談やネットワーキングを行った。

展示エリアでは、フィンテック、SaaS、人材、ロボティクス、地域イノベーション、自治体関連プロジェクトなど、幅広い領域の企業・団体が出展した。会場内では、参加者がブース前で説明を受けたり、プロダクトデモを確認したりする姿が多く見られた。

企業ブースでは、PAY.JP、ippo、Morning Pitch、deelなどのブランドが来場者との対面コミュニケーションを展開した。単なる展示にとどまらず、採用、協業、投資、事業開発につながる接点づくりの場として機能していた。

また、地方自治体や地域エコシステムに関連するエリアも存在感を示した。京都をはじめ、日本各地の地域資源、支援制度、スタートアップ支援施策が紹介され、地域とスタートアップを結びつける場として活用された。

ステージプログラムも本イベントの中心的なコンテンツとなった。主催者発表によると、IVS2026では80を超えるセッションが実施され、AI、ディープテック、投資、スタートアップ経営、IPO/M&A、地域創生など、多様なテーマが取り上げられた。

会場内のKYOTO STAGEでは、京都のスタートアップ支援や地域企業・大学との連携をテーマにしたプログラムが展開された。スタートアップを単独の成長主体として捉えるだけでなく、地域経済、産業界、大学、行政を含む広い文脈の中で議論する姿勢が見られた。

本イベントは、スタートアップがプロダクトや事業構想を発信する場であると同時に、投資家、大企業、行政、支援機関との接点を生み出すプラットフォームでもある。会場内では、展示、商談、セッション、偶発的な出会いが同時多発的に生まれていた。

「Japan is Back」というテーマのもとで開催されたIVS2026は、日本のスタートアップ・エコシステムが再び世界に向けて存在感を示す場となった。AI、ディープテック、地域イノベーション、グローバル展開が重要な論点となるなか、京都で開催された本大会は、日本の次世代産業を担うプレイヤー同士の接続を加速させる機会となった。



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